ガット

ラケットに張る細い紐。ボールを打つラケットの網(ネット)状の部分を指す。ストリングとも言う。

語源は英語の「gut(腸)」。昔は羊の腸(Gut)から作られていた。

最近はナイロンやポリエステル、牛の腸が多い。牛の腸から作られたガットは、ナチュラルガットやシープガット(羊の腸を使っていた名残)と呼ばれている。

ガットは非常に多くの種類があり、素材や太さ、テンションなどによって、ボールの飛びやコントロール、ガットの耐久性も異なるため、こだわり思考の人には突き詰めたくなる奥深さがある。

ガット張り専門の人をストリンガーや張人(はりびと)などと呼ぶ。

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